パンチパーマについて - かけ方や特徴など

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パンチパーマはどんなヘアスタイル?

パンチパーマ パンチパーマかけ方・やり方

パンチパーマは、パーマ剤を使う通常のパーマに、更に熱による形状記憶を加えたホットパーマの一つで、ロッドよりも細い丸型アイロンや多角形アイロンで熱を伝えるアイロンパーマに分類されます。

パンチパーマでは非常に細いコテアイロンを使います。パンチパーマの発案者がパンチアイロンと呼ばれるアイロンを細く改造したものを使っていたためこの名がついたと言われています。パンチパーマをかけている著名人では演歌歌手の北島三郎さんなどが有名です。

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1.特徴(見た目の印象、髪の質感、仕上がり)

パンチパーマ

パンチパーマは強く細かいカールをたくさん施して、髪を短めに揃えたスタイルです。頭部が丸っぽいシルエットになり一見シンプルな髪型に見えますが、実際は形と方向の揃ったカールを何百個も作らなければならず、きれいに仕上げるためには大変高度な技術が必要とされるパーマスタイルです。

髪は硬めの仕上がりになり、形状記憶力がとても強いためパーマの保ちが大変良く、セットやスタイリングにはあまり手間がかかりません。髪が乾燥状態になるとパーマの形状が強く表れます。


2.パンチパーマのかけ方・施術手順

おおまかなやり方・施術手順を示します。

  1. 整髪(カットやシャンプー)
  2. パーマ液1剤(還元剤)を塗布
  3. 1剤が髪に浸透したら、洗い流してドライヤーで髪を乾燥させる
  4. 極細アイロンでたくさんの細かいカールを強めにかける
  5. かかり具合をチェック後、1剤を洗い流す
  6. パーマ液2剤(酸化剤)塗布し、放置
  7. 2剤を洗い流す
  8. トリートメントとスタイリング

3.パンチパーマの特徴 まとめ

【髪の質感、仕上がりのイメージ】
強く細かいカールが無数にかかり、全体的に丸みをおびた形状になります。髪の質感は硬めになり、仕上がりの髪の長さはかなり短めになります。

【向いている髪質、髪の長さ】
細いアイロンを使うため2〜3cmという短髪やショートヘアにもかけられます。ミディアム〜ロングヘアにかけると手間がかかる上に、まとまりがなく髪がだれてしまうので短めの髪に向いています。髪質は特に問いませんが、パーマを強めにかけるため細い髪や痛みが酷い髪には向きません。

【髪の痛み・ダメージ】
パンチパーマによる髪の痛みはかなり大きめです。パーマをかけた後は、髪に負荷がかかりにくく、セット・スタイリングの手間も少ないため、施術後の痛みの心配はあまりありません。

【パーマの持ち、手入れ・スタイリング】
パンチパーマは大変持ちの良い髪型です。髪のくせの強さ、美容師の技術、使用する薬剤にもよりますが、通常だと3〜4ヶ月は持つでしょう。
形状記憶力が強いため、毎日の手入れ・セット・スタイリングは手間がかからず楽です。髪が乾くとパーマをかけた形状に戻ります。とはいえ全く手をかけずに放っておくと鳥の巣のようになってしまうので、シャンプー後のトリートメントや髪の乾いた状態でのスタイリング剤の使用を行いましょう。

【施術時間と料金】
パンチパーマをかけるのにかかる時間は概ね2時間前後です。値段は普通のパーマと同じくらいで相場は6〜8,000円位です。髪の長さによっても変わります。

【その他、注意点など】
パンチパーマをかける時は美容室やサロンではなく、理容室に行きましょう。更に若い理容師や安めの理容室だとかける技術も経験もないことが多いため、ある程度年配で経験の多い理容師のいる理容室を選びます。事前にパンチパーマをかけられるか確認すると良いでしょう。
パンチパーマは一度かけると途中で元の髪に戻すことはほぼ不可能です。ストレートパーマなどで多少はパーマのかかりを弱くすることはできます。それでも傷んでコシやハリがなくなった中途半端なくせ毛風になってしまうので、大人しく髪が伸びるのを待つか坊主にしてしまう方が良いです。


関連項目


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