髪を染める、ヘアカラーリングの方法

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髪を好きな色に染めるには

ヘアカラーを使った髪染め

より理想的でかっこいいヘアスタイルを実現したり、従来の自分のイメージを変えたいと思うなら、髪の色を変えるのは有効な手段の一つです。
髪を染める方法にはどんなものがあるのか、どんな原理で髪に色をつけるのか、それぞれの長所と短所など、髪を染める前に最低限知っておくべきことを解説します。

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方法1.ヘアカラーを使う(脱色する)

髪を染める方法として最も一般的なのは、ヘアカラー剤を使う方法です。市販品も様々な色の商品が販売されています。

◆髪に色を付ける方法・原理

ヘアカラー・脱色・ブリーチ

黒の絵の具に別の色を加えても殆ど色が変わらないのと同じように、黒髪を直接ほかの色で染めてもほんとど色はつきません。黒髪の上に他の色を乗せるのは後述するヘアマニキュアです。これに対し、一度黒髪から黒の色素を取り除いて(脱色して)から色を付けるのがヘアカラーです。

ヘアカラー剤には色を付ける薬剤の他に、脱色剤(ブリーチ剤)が含まれています。
この脱色剤の作用によって髪から黒い色素を取り除いた上で、別の色の色素を髪の内部に浸透させることで髪を染めます。


◆脱色について

黒髪から色素を抜いていくと髪の色が徐々に変わります。
具体的には、"黒→茶色→金色→白"いう順序で変わっていきます。

よって、茶髪や金髪にしたいなら、ヘアカラー剤を使わず脱色剤(ブリーチ剤)だけでも希望の色にすることができます。色素を抜けば抜くほど髪のダメージも大きくなりますので注意しましょう。


◆髪へのダメージについて

脱色する際にはどうしても髪が痛みます。ですが最近は髪の主成分であるタンパク質を補いながら染めるタイプや、タンパク質の流出を抑える作用のあるタイプなど、髪へのダメージが少ないヘアカラーも多くなりました。
本当にダメージを抑えたいなら、市販品を使って自分で染めるよりも、高価な良い薬剤や器材のそろった美容室で痛みの少ないメニューをお願いすると良いでしょう。
自分で染めるなら安すぎる商品は避け、口コミ情報などを参考にして良い商品を選びましょう。


◆自分で染めるかプロに頼むか

メンズヘアカラー

市販品を使って自分で染めるのはお手軽そうに思えますが実際はそうでもありません。
脱色〜染色まで数時間はかかりますし、髪にムラなくカラー剤を塗布するのも最初はなかなか難しく手間がかかります。
美容室などの専門店に比べると髪の痛みが大きめで、慣れないうちは色ムラができやすいなどの欠点があるため、それらのデメリットがあってもとにかく安く染めたい人、仕上がりにはあまりこだわらない人、何度も自分で染めて慣れている人は自分で染めるのも良いでしょう。

お店で染めてもらう場合、費用が大きいのが難点ですが、髪の痛みが小さめで、自分で染める手間がかからず仕上がりもキレイです。お金がかかってもとにかくキレイに染めたい人、髪の痛みを気にする人、複数の色に染めたり、メッシュなどの高度なカラーリングを希望する人はお店で染めてもらいましょう。技術力が高く経験豊富で評判の良い美容師さんに頼むことが大切です。


◆ヘアカラーの長所と短所

長所

  • きれいに色が付く
  • 色が長持ちする(使用する薬剤によって違いはあるが1〜3ヶ月程度)
  • 黒髪でも染めることができる
短所

  • 脱色を伴うため髪が痛む(ダメージの大きさは薬剤によって様々り)
  • 黒髪に戻すには白髪染めなどで黒く染めるか髪が伸びるまで待つ必要がある
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方法2.ヘアマニキュアを使う

ヘアマニキュア

髪を傷めずに染色したいなら、ヘアマニキュアを使う方法があります。

ヘアマニキュアとは言葉どおり髪用のマニキュアです。
マニキュアとは爪に色の付いた染料を塗りつけて、薄い膜でコーティングするものです。ヘアマニキュアも髪の周囲を色の付いた染料で薄く覆ってコーティングするようなものだとイメージしてください。

ヘアカラーが髪の内部に色素を入れるのに対し、ヘアマニキュアは髪の外側を色付きの膜で覆います。よって髪にダメージがない上に、髪を保護してツヤも与えます。
ただし、ヘアカラーの項目でも説明したとおり、黒髪の上から色を付けるため、どうしても綺麗に染めることができません。日光があたった時にほんのりと赤や茶色っぽく見える程度と思って下さい。

市販のヘアマニキュア剤の中には、ヘアマニキュアという名称がついているのに、実際にはヘアカラー成分が含まれている物が多く見られます。購入する際は注意書きや成分表をよく確認しましょう。


◆ヘアマニキュアの長所と短所

長所

  • 手軽にできる
  • 髪が痛まない
  • 髪にハリやコシが出る
  • コーティングを落とすことで元の髪色に戻すことができる
短所

  • 黒髪だとほとんど色が付かない
  • 色が長持ちしない(洗髪するたびに色が落ちる)※期間は商品によって違いがあります
  • ヘアカラーほど発色がキレイではない

方法3.ウィッグを使う

メンズウィッグ

直接髪を染める方法ではありませんが、色の付いたウィッグ(つけ毛)を試してみるのも手です。

実際に髪の色を変えてしまうのは不安だ、とりあえず髪を染めた時の印象が知りたい、一時的に色を変えてすぐに元に戻したい、色々な色を試してみたいといった人にオススメです。

安いネットショップなら一つ4〜5,000円程度で購入できます。メッシュ式で蒸れにくい物が多く、髪の上からかぶるタイプなので髪を痛めることなく手軽にオシャレが楽しめます。
髪の色だけでなく、ストレート系やパーマ系など、色々なスタイルのウィッグが選べるのも魅力的です。くせ毛が酷くてヘアアレンジができない人にもお勧めです。

ただし、寝る時以外はずっと付けっぱなしといった使い方には向きません。ゴムで軽く頭を締め付けて固定するタイプのものが多いため、長時間使用していると不快感を感じたり、ムレやかぶれが気になったりします。外出時だけ付けるものと考えたほうが良いでしょう。

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