女性向けの髪型・ヘアスタイル「ショートボブ」について
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ショートボブとの相性「髪質、顔の形など」

ショートボブは女性らしさと可愛らしさの両方の特徴を持ち、アレンジ次第で色々な雰囲気を演出できる、比較的人を選ばない柔軟なヘアスタイルです。
それでもきれいにスタイリングするのに適した髪質や、見栄えが良くなる相性の良い顔型はあります。
向き・不向きのポイントや、合わない時の対処法を解説します。

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1.ショートボブに必要な髪の長さ

刈り上げショートボブ

一般的なショートボブでは、どんなに短くてもサイドの髪が耳の上にかかるくらいの長さにしましょう。
それ以上短いとボーイッシュ過ぎて男性的な印象が強くなってしまいます。
また、短いほどスタイルを選択する余地が少なくなります。ショートボブでもある程度の長さがあった方がアレンジの幅が広がります。

パーマをかける場合、髪がカールしたりウェーブする(波打つ)ため、仕上がりの髪の長さが数センチ短くなります。
よって希望する仕上がりの長さよりもやや髪を長めにしておく必要があります。
同様に、レイヤーやグラデーションなどで髪に段差をつける場合も、ある程度髪の長さが必要です。


2.ショートボブに向いている髪質・髪の量

ショートボブは髪の長さが部分的に揃っているため、頭部のシルエットがキレイなことが魅力であり特徴の一つです。よって髪がキレイにまとまるかが大きなポイントになります。

日常のスタリングが問題なくできる髪、具体的にはストレートヘアやクセの少ない髪で、固さや量も普通の髪が向いています。
逆にまとまりの無い髪はあまりショートボブには向きません。具体的には、クセがとても強い髪、硬すぎる髪、柔らかすぎる髪(猫毛)、髪量が極端に多い、または少ないなどです。


極端なくせ毛・天然パーマ

クセの強すぎる髪はショートボブに限らずスタイリングが大変です。ベタつかないタイプのスタイリング剤を使って形を整えましょう。それでも効果が薄い場合は縮毛矯正をかけることをおすすめします。
髪が傷んでいたり、生活習慣の乱れが原因でクセがひどくなっているケースもあります。そういった場合は普段からトリートメントなどのヘアケアをしっかり行い、生活習慣の改善も図ることが大切です。


非常に硬い髪

髪質が硬く、かつ毛穴がまっすぐで毛がピンと立っている状態だと不向きです。
ボブは髪を下ろすスタイルなので、髪が下向きならともかく、横に広がっているときれいなボブになりません。強めのワックスで髪の根元を寝かせてみましょう。全体にベタベタ塗るとボブの良さが損なわれるためNGです。


非常に柔らかく細い髪、猫毛

これらは髪にコシがないためボリューム感が出しづらく、仕上がりがペタっとしてしまいます。
手のひらにスタイリング剤をつけ、髪をくしゅくしゅと揉むようにして、ふんわり感・ボリューム感を出しましょう。ボディーパーマエアウェーブのようなふんわり系のパーマをかけるのもおすすめです。
ワンレンボブなどのストレート系のボブなら髪のコシのなさはあまり影響しません。


髪量が極端に多い、または少ない

髪量が多すぎると髪がまとまりにくく、見た目にも重い印象を与えます。キレイなショートボブにするには、ボリュームを減らす必要があります。
主なボリュームダウンの方法には、「すきバサミで髪をすく」、「サイドやえり足を短くカットして上から髪で覆う」等があります。店でショートボブスタイルにカットしてもらうなら、美容師さんが髪の状態に合わせて対応してくれると思いますが、ボリュームを減らしたい旨を一言伝えておいたほうが確実です。

髪が少ない場合は、ボディーパーマやエアウェーブなどのふんわり系パーマでボリュームを出したり、エクステンション(付け毛)を利用するのも手です。髪の多い箇所を伸ばして補う方法もありますが、ヘアスタイルが崩れた時の違和感が大きく、スタイル維持に余計な気を使うことになるのでおすすめしません。


3.ショートボブに向いている顔の形

ショートボブは丸顔が向いています。
面長な人にはやや不向きですが、ボブ自体に小顔効果があるので、サイドの髪のボリュームを増やし、顔のシルエットを丸型に近づけることでバランスをとることができます。ミディアムボブやグラデーションボブだと、より面長が目立ちにくくなります。


なかなかキレイなショートボブにならない場合は、まず美容室やサロンでじっくりと相談してみることをおすすめします。
どんなスタイルが自分の髪質に合っているか教えてもらいましょう。また、あるお店でうまくカットできなかったとしても、他のお店も何箇所か試してみる根気も必要です。腕の良い美容師なら上手くカットできる可能性も十分あります。


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