くせ毛、天然パーマ対策「縮毛矯正でストレートヘアに」

男の髪型・メンズヘアスタイル
メンズカット メンズパーマ
サブメニューに移動
メンズヘアカタログ ヘアスタイル用語集 サイトマップ

メニュー > くせ毛・天然パーマを解消する「縮毛矯正」
スポンサーリンク

くせ毛・天然パーマを直毛に変える「縮毛矯正」

くせ毛や天然パーマの原因と対策については「原因と対策、セット法」で解説していますが、一歩進んで、くせ毛を直毛に直して自由な髪型を楽しみたいなら、「縮毛矯正」を行うしか方法がないのが現状です。
ここでは「縮毛矯正」について詳しく解説します。また、縮毛矯正と混同されやすい「ストレートパーマ」との違いも説明しています。


1.縮毛矯正のしくみと効果

ストレートヘア

縮毛矯正では、「還元剤」と「酸化剤」という二つの薬品と、ヘアアイロンの熱によって毛髪に化学反応を引き起こし、くせ毛の原因となっている毛髪内の構造そのものを変化させます。よって、縮毛矯正を施した「現在生えている髪」については半永久的に直毛状態(ストレートヘア)が持続することになります。
あくまで「今生えている髪」を変えるもので、毛根そのものや、毛穴の形まで変化させるものではないので、新しく生えてくる髪は元のくせ毛になります。


2.縮毛矯正のやり方と持続期間

メンズ縮毛矯正

縮毛矯正は専用の薬品を使用するため、美容室や美容院で施してもらいます。
「薬品を髪に馴染ませる」「髪を乾かす」「ヘアアイロンをかける」といった複数の工程が必要になるため、大体3時間前後の時間がかかります。必ず事前に予約をしておきましょう。

縮毛矯正を行った髪は、直後から直毛に変わります。一度かけた縮毛矯正が持続する期間は、その後のヘアケアや、髪にかける負担の大きさによって変わりますが、大体半年位は保ちます。

※市販の縮毛矯正剤もありますが、個人では上手くいかず、髪を大変痛める恐れがあります。仕上がりや持続期間も劣るため、きちんと矯正したいならプロの美容師に頼みましょう。


3.縮毛矯正を長持ちさせるには

縮毛矯正は、施術後に適切な処置やヘアケアをすることで長持ちさせることができます。
まず縮毛矯正をかけた当日と、できれば翌日までシャンプーをしないことです。縮毛矯正の薬品の効果が大体2日間持続するためです。2日間はつらい時は、シャンプーせずに水洗いだけ行いましょう。洗った後はしっかり乾かし、できれば軽くストレートアイロンをかけると良いです。

ヘアケア

普段のケアとしては、とにかく髪を痛める行為は避けます。
シャンプー後は必ずトリートメントを行い、髪は自然乾燥させずドライヤーで乾かします。ブラシを使わずドライヤーだけで乾燥させ、9割方乾いてから最後にブラシで整えます。
シャンプーやリンスもクセ毛用の物を使うとなお良いです。
ヘアカラーで脱色したり、ヘアアイロンを強くかけるのも避けましょう。

スポンサーリンク


4.髪へのダメージと注意点

縮毛矯正は、かける過程で強い薬品を使い、高熱での処理を行うため、結構髪が痛みます。
縮毛矯正の種類にもよりますが、髪へのダメージは避けられません。かけた後は毎日ヘアケアを欠かさないで下さい。

帽子

縮毛矯正をかけて約2日間の間に髪の形が固定されます。この間、髪を束ねたり帽子を被ったりと、クセのつきやすい事をすると、そのクセが残ることがあります。なるべく髪の流れのままにストレートの状態を維持しましょう。

きれいに縮毛矯正を行う高い技術が必要です。評判の良い美容師・美容室に頼むようにしましょう。慣れていない美容師だと、仕上がりも悪く、効果も長続きしません。


5.縮毛矯正の種類と料金

美容師・美容室

縮毛矯正には「低温縮毛矯正」「システアミン」「アミノ酸縮毛矯正」「酸性縮毛矯正」など様々な種類があります。その他にも美容室独自の名称や手法をもつところもあります。
種類によって料金や、施術時間に違いがありますが、仕上がりにそれほど大きな差はありません。「種類で選ぶよりも、腕の良い美容師さんがいる美容室・美容院を選ぶこと」が大事です。
初めての縮毛矯正なら、初めてである事を伝えて一番スタンダードなものにしてもらいましょう。

料金はお店や縮毛矯正の種類によってピンキリですが、2〜3万円が標準料金です。1万円〜でかけてくれるところも結構あります。決して安かろう悪かろうという訳ではありません。逆に高いのに仕上がりが悪い所もあります。値段で選ばずにお店の技術と評判で選びましょう。


6.縮毛矯正をかけられる髪質

男性の髪の長さ

縮毛矯正をかけるにはある程度の髪の長さが必要です。3〜5cm以上は欲しいところです。3cm以下の短髪だと、かけるのに高い技術が必要な為、対応している美容室も少なく、料金も高めになります。何より矯正は今生えている髪にしか効かないので、短髪だとすぐに髪が伸びてしまいあまり意味がありません。

髪質は、髪の太さやくせの程度に関係なくかけられます。ただ、髪の痛みがひどい場合は断られるケースがあります。縮毛矯正によるダメージも加わって髪がプチプチ切れたりボロボロになったりします。痛んだ髪に縮毛矯正は逆効果です。


「縮毛矯正」と「ストレートパーマ」の違い

【目的・用途の違い】
「縮毛矯正」は縮毛やくせ毛を直毛に変えるためのものですが、「ストレートパーマ」は、一度髪に施したパーマ(人工的なくせ、ウェーブ)を、元の髪に戻すための技術です。
実際には、お客に分かりやすいように、縮毛矯正にあたるものを「ストレートパーマ」という名称で提示しているお店もあるため、一度確認してみると良いでしょう。

【施術内容の違い】
縮毛矯正とストレートパーマは、共に専用の薬品と熱処理によって毛髪内の構造を変化させます。縮毛矯正ではストレートパーマのパーマ液よりも効果が強い薬品を使用します。また、髪が乾燥した状態でのヘアアイロンによる熱処理、酸化剤による髪の酸化によって半永久的な毛髪構造の変化を実現します。

縮毛矯正とストレートパーマは、目的の他にも、直毛の期間、髪へのダメージ、料金など、様々な違いがあります。

縮毛矯正とストレートパーマの違い
縮毛矯正ストレートパーマ
目的くせ毛、天然パーマを直毛(ストレートヘア)にするパーマによる人工的なクセ・ウェーブを取り除く
髪の痛み・
ダメージ
大きいダメージはあるが比較的小さい
施術にかかる時間3〜4時間位2〜3時間位
くせ毛に対する効果完全な直毛になるパーマによるクセは直るが、自然なクセや天然パーマへの効果は薄い
効果の持続期間半永久的パーマ効果がなくなるまで
(種類によって1〜6ヶ月)
料金1〜3万円位5000円〜1万円位
その他縮毛矯正・ストレートパーマ共に今生えている髪にのみ有効で、新たに生えてくる髪は変化せず
スポンサーリンク

トップに戻る